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ヘリコバクターピロリ菌は、ヒトの胃の中で生息できる細菌です。ピロリ菌は胃粘膜に感染すると免疫力のみでは排除されず、粘膜に持続的な炎症が引き起こされます。長期にわたる炎症により粘膜は荒廃し、将来的な胃がんの発生母地となります。
みなべ町は、梅の中にピロリ菌の増殖抑制や胃粘膜への感染防御に有用な物質を見出しました。その有効成分として、シリンガレシノールという梅リグナンの一種も明らかにしました。
梅干に含まれる「ヘリコバクターピロリの運動能阻害剤」をみなべ町の特許と認める特許証が、平成20年2月22日付で特許庁長官から送られてきました。 |
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梅は、黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌O-157といった食中毒菌の増殖を抑制する作用があります。だからお弁当に梅干しを一粒入れるだけで腐りにくくなるんです。 |
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梅には、アンギオテンシンによる動脈硬化の発生を抑制する作用があります。 |
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ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。これが血液中に多くなると高脂血症になりドロドロ血液になると言われています。
梅干はこのドロドロ血液をサラサラ血液にすると言われています。 |
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梅を肥満糖尿病モデルラットに投与すると体重が減少し、血糖が低下することが明らかになりました。
この梅の血糖効果作用成分には梅に含まれるポリフェノール類が関与しているのではないかと考えられています(特許出願中) |
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活性酸素は、がんや生活習慣病を引き起こす原因といわれています。梅干には、この過酸化反応を消去する抗酸化作用があります。
また梅干には、クエン酸も抱負です。この成分は、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。「梅干を食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、これは「疲労を感じる」ための物質を体内で作らない、ということなのです。梅干で、毎日エネルギッシュに過ごせますよ!
サプリメントより、梅干でしょう!
例えば、「クエン酸」が身体に良いと聞くと、サプリメントでクエン酸を補う人がいますが、梅干を食べるほうが健康的な食生活になります。
梅干を中心にした食事は必然的に和食になり、日本人に必要なバランスのとれた栄養が上手に摂取できます。 |
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クエン酸が豊富な梅干は、エネルギーを無駄なく変換でき、余分な脂肪を作りません。
また、食事をすることによる血糖値の上昇なども妨げますので、ゆっくりと梅干を食べながら摂る食事は、ダイエットにも効果があるのです。 |
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虫歯の原因となるのが、ミュータンスと呼ばれる球菌です。
梅干に含まれるクエン酸は、このミュータンスの活動を抑え、虫歯を予防してくれます。砕いた梅干を、お湯に入れて口に含むだけで、歯磨きと同じ効果をもたらしてくれます。 |
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こんな理由で梅干しは、健康食品として親しまれているんですね。梅干しを作っている私たちも梅干しの効能にはつくづく感心します。そんな梅干しもたくさんの人においしく食べていただき、健康になってもらえるようにこれからもおいしい梅干し作りに励みたいと思います。
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