田舎の梅農家 プラムハウスふなやま
農家案内商品紹介|農作業|旧南部川村紹介梅料理お客様の声プレゼントホーム
2001年度 ■春3〜5月 ■夏6〜7月・8月 ■秋9〜11月 ■冬12〜2月 ■一覧に戻る
8月
夏 夏の南部川村
8月は主に梅干しにする作業が中心なので、梅干しにする作業を3回に分けて紹介したいと思います。
8月上旬
最初に漬け込んだタンクから順番に干していきます。
タンクにザラを入れ白梅酢を静かに混ぜると梅がゆっくり浮いてきます、その梅を慎重にザラで掬い、掬い上げた梅はザラごと洗浄して雨よけ用に掛けたハウスで天日干しをします。昔から「三日三晩の土用干し」といわれていますが、大きい梅ならこの時期、晴天が続けば干し上がるまでには5日間程度かかります。
タンクから順番にザラで干していきます。
タンクから順番にザラで干していきます。
雨よけのハウスで天日干しをします。
雨よけのハウスで天日干しをします。
8月中旬
3日間天日干しをした梅干しを夜露にあて、4日目の早朝5時から2時間位かけて梅干しを返します。(日が当たるとハウス内はまさに熱地獄です)
3日間天日干しをした梅干しで上半分が出来上がりました。後、下半分を干すために”梅干し返し”という作業が必要になります。2人一組になり、ザラと同じサイズのネットを敷き、さらに板を添え遠心力を利用し一気に返します。
干した梅は梅干しらしくなってきました。(写真左側の梅干しの皮に白くついているのは塩の結晶です)
梅干し返しという作業です。
「梅干し返し」という作業です。
梅の比較
右がタンクから出した直後。
左が3日間天日干しをした梅干しです。
8月下旬
いよいよ梅干しのタル詰め作業です。梅干しの干し上がりは水分計で乾き具合をみるのですが、やはり最後は経験と勘が頼りです。干し上がった梅干しを良質のもの、干す間に傷が出来たもの等に選別し業務用タルに詰めます。それで出来上がったのが右の写真。これが今年の最高級白干し梅(業務用10kg入り)です。
また、この白干し梅がふなやまの梅干し(味梅、かつお梅、しそ梅)の原点になります。
梅干しのタル詰め
梅干しのタル詰め
白干し梅 10kg
白干し梅(10kg)


▲ページ先頭へ
ご意見・ご感想などお寄せ下さい。
info@kishu-ume.com