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◆第5回目 |
期間 5月中旬〜下旬
対象 すす斑病 |
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●この時期の状況
気温が上がり、かいよう病や黒星病の発生は少なくなりますが、それに代わってアブラムシや他の虫類の排泄物が原因ですす斑病が出来ます。すす斑病は梅の葉や実にすすがついたようになります。しかし、虫類の発生位状況でこの防除は少なくて済むこともあります。 |
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すす斑病 |
すす斑病になった実
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【解説】
実の表面に「スス」のような斑点ができる症状。
「南部川」のような露切れのわるい谷間など山間地の梅園によく見られ、豊作年で結実量が多く成熟が遅れたりした場合に発症します。青梅出荷はもちろん、梅干しに加工しても斑点はとれないので、商品価値を著しく低下させてしまいます。 |
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使用する農薬 |
ストロビーDF |
【解説】
すす斑病対策にストロビーDFを2,000倍に薄めて使用します。すす斑病の解説にもある通り豊作になり、実が多くできると病班も多数出てきます。そんな時は例外として第5回目にこの農薬を散布することもあります。
【農薬安全使用基準】
農 薬 名 |
希釈倍数 |
使用時期 |
最大使用回数 |
・ストロビーDF |
2,000倍 |
収穫7日前まで |
3回以内 |
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